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「チューリップ唐揚げ」

人気メニュー「チューリップ唐揚げ」、知らない若者も? なぜ見かけなくなった?

幅広い世代に人気のおかず「唐揚げ」
中でも「チューリップ唐揚げ」と呼ばれる骨付きの唐揚げは、かつて人気があり
       お弁当のおかず、誕生日会やパーティーのメニューとして定番でした
しかし現在、このチューリップ唐揚げをほとんど見かけません
20代の若者の中には、チューリップ唐揚げを知らない人もいるそうです
                              なぜ見なくなったのでしょうか

Q.チューリップ唐揚げは、なぜ「チューリップ」?
                    鶏のどの部位をどのようにして成形するのか?

A.「チューリップ」と呼ばれる理由は、その名の通りチューリップの花の形に似ているから
              鶏の手羽元、あるいは手羽先のどちらかの部位を使って作ります
成形の方法・・・手羽元の場合は、まず手羽元の下の部分を
                        包丁やキッチンバサミで一周切れ目を入れます
                 そして、骨に沿って肉を上に持っていき、ひっくり返して完成
                (手羽先の場合は、もう少し複雑な手作業が必要になります)


Q.チューリップ唐揚げはどのようなことがきっかけで誕生したのか?

A.はっきりとしたことは分かっていません
      ただ、肉の中でも鶏の手羽元は、あまり売れない部位で
      何とかして売ろうとした精肉店が、チューリップの形にきれいに成形して
                        見た目をよくしたことが始まりといわれています


Q.最近は、チューリップ唐揚げをお店の総菜コーナーや弁当のおかずでも
                   ほとんど見かけません なぜ、見なくなったのでしょう?

A.成形するのに手間と時間、そして人件費がかかり
                           お店で作ることがほとんどなくなったから
     昭和時代の終わり、バブル景気が始まった頃から徐々に見られなくなりました
     景気のよい時代背景から
         「手間をかけるくらいなら高いものを売りたい」という意識が働いたのか?
     平成時代にはほとんど見られなくなりました


現在ではクリスマスなど季節のイベントの時期に、期間限定で
                   スーパーマーケットなどで販売されるだけになりました
そうした時期でも、チューリップ唐揚げを見ないこともあり
                      結局は販売するお店の裁量次第というのが実情

一般的な唐揚げよりも、チューリップ唐揚げの方が見栄えが良いように思いますが
   ホテルの立食パーティーなどからも、チューリップ唐揚げはなくなってきています
大きな原因は、先述したように成形するのに手間がかかるから
しかし、子どもが多く集まるパーティーでは出されているかもしれません
                              (ホテルのシェフの裁量が大きい)


Q.一般的な唐揚げとチューリップ唐揚げを比べると
                             形以外で味などの違いはあるのか?

A.手羽元のチューリップ唐揚げは肉に味がしみこみにくいため
        フライドチキンのように、衣に味をしっかりと付けて揚げる必要があります
一方、手羽先は味がしみこみやすい特徴があります
                   (一般的な唐揚げと同じ要領で味付けすれば大丈夫)


Q.家庭でチューリップ唐揚げを作る場合、うまくできるコツ

A.なるべく大ぶりの鶏を選んで、手羽先や手羽元もぎりぎりまで思い切って大胆に
                         肉をそぎ落とさない寸前まで丁寧に丸める
 小さいものよりも大ぶりな鶏が扱いやすい
            目安としては、大きさが10センチ前後の手羽元や手羽先が適切



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